関西寒蘭会
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あおさらさ,青更紗,寒蘭に用いられる表現で、緑色または淡緑色の地色に紅の状線が入るなど、全体として緑掛かって見えるもの。
あかばな,赤花,日本春蘭や寒蘭の色別分類で、日本春蘭の場合は赤に近い色、寒蘭の場合は紅紫色をいう。紅花と同義。
あかめ,赤芽,比較的鮮やかな濃紅色の新芽をいう。紅花が咲くとは限らない。
あかめそしん,赤芽素心,中国中南部の原産で素心蘭と同種だが花は素心では無い。主に柄物を鑑賞する。8月~10月に開花する。
あがる,上がる,葉や花茎が枯れて落ちることあけぼの,曙,虎斑の一種で白(黄)色の変色部分がぼかし状に入るもの。
あたり,当り,バルブに潜んでいる極小の芽。
いちもんじざき,一文字咲き,副弁の途中に癖が無く真っ直ぐ水平に伸びる咲き方。
いまはぜ,今はぜ,葉芸品で新芽が出た時から葉に柄が現われているもの。天冴え、天ザレともいう。
いもぶかし,芋吹かし,葉の落ちたバックバルブから新芽を出させたもの。または出させること。芋吹き。
いもぶき,芋吹き,葉の落ちたバックバルブから新芽を出させたもの。または出させること。芋吹カシともいう。
いろだし,色出し,花の発色を良くするための特別な管理方法。
ういるす,ウイルス,「葉に現われた症状」を参照のこと。
ういるすふりー,ウイルスフリー,メリクローン技術の応用で、極小の成長点だけを切取り培養液中で成長させることにより、ウイルスから分離された株を得る技術。
うけぜつ,受け舌,船底舌と同義。
えんぜつ,円舌,舌の形態が円形に見えるもの。
えんびざき,燕尾咲き,内弁が抱えて交差するもの。
おおだな,大棚,東洋蘭の趣味者で金銭的余裕があり高額な品種を買う事のできる人を指す。趣味者の増大に伴って少数派になった。
おうごんば,黄金葉,葉の緑色が薄く、新芽の時には黄色に見えるもの。黄葉ともいう。
おうたいそ,黄胎素,舌面が黄色を帯びる素心をいう。
おおたれば,大垂れ葉,葉が著しく垂れて、葉先が完全に下を向くような葉姿をいう。
おしこ,押し子,成長途中の新芽からその年の内に再び新芽が出たもの。
おちかたざき,落肩咲き,主弁と副弁の先端を結ぶ線が三角形よりやや下がり、二等辺三角形になる咲き方。ラッケンともいう。
おやぎ,親木,丸二年以上経過した篠。
おりづるざき,折鶴咲き,外弁の先端が内側に折れて、折鶴の首のように見える咲き方。
かかえざき,抱咲き,外弁が正開せず内側に抱え込んだ状態で咲くもの。
かかべん,荷花弁,花弁の形状が蓮の花弁に似ているもの。主に中国春蘭一茎一花に用いられる。
がくへん,咢片,主弁と副弁のこと。
かこう,花梗,花茎と花を繋ぐ部分。花柄に同じ。
がしば,ガシ葉,チャボなど成長が抑制されたものに発生する縦皺の顕著なものをいう。
かぬまつち,鹿沼土,栽培用の火山灰土で栃木県鹿沼地方から産出する。東洋蘭には硬質のものが用いられる。
かぶだち,株立ち,大株に育ったものかぶと,兜,内弁の先端が肥大して多肉質になったもの。
かへい,花柄,花茎と花を繋ぐ部分で、上部を子房、下部は花柄という。
きか,奇花,花弁が何らかの変化をして、例えば獅子咲きや蝶咲きなどのように本来の姿とは違う形になったものをいう。
きば,黄葉,葉の緑色が薄く、新芽の時には黄色に見えるもの。黄金葉ともいう。
きばな,黄花,日本春蘭や寒蘭の色別分類で、帯緑黄色から白黄色のもの。
きょし,鋸歯,春蘭の葉の周囲にあり、指先で触れると鋸の歯のような軽い抵抗を感じるもの。「ノコ」ともいう。寒蘭との見分けに使われる。
きりゅうずな,桐生砂,群馬県から産出する土で鹿沼土に似るがやや乾燥し難い。
きれ,切れ,主に寒蘭の副弁の先端部分に用いられる表現で、癖が無く自然に細くなるものを「切れが良い」などと表現する。
くもい,雲井,葉先から緑色の筋が縞状に入るもの。
くらむ,暗む,柄物を表現する場合に用いられる語で、柄が消える事を意味する。「後暗み」「柄が暗む」などと表現する。
くるいざき,狂い咲き,開花時期以外の時期に咲いた花。
くれいぼーる,クレイボール,赤土におがくず等を混入して高温で焼成した東洋蘭栽培用の人工土。通常「混合培養土」に混入して用いられる。焼赤玉土と類似している。
くろ,黒,葉芸品の白(黄)場が現われず緑葉に戻ってしまったもの。「黒を打つ」などという。
くろつち,黒土,宮崎県鹿児島県から産出する土で茶褐色から黒色を呈し微量な養分を含んでいる。主に化粧土として用いられる。
くろばな,黒花,純粋に黒色のものではなく、濃紫色または濃紫褐色濃紅褐色などの花色が極端に濃く一見黒色に見えるものをいう。
くろをうつ,黒を打つ,葉芸品の白(黄)場が現われず緑葉に戻ってしまったもの。
げい,芸,葉に現われた柄などの総称。または本来の特徴。
けこみ,蹴込み,葉先から白または黄の筋が縞状に入るもの。
けしょうつち,化粧土,鉢の表面に敷く見栄えを良くするための土。
けんぜつ,巻舌,舌弁が巻くもの。
けんば,剣葉,バルブの中心付近から最後に出た葉。(止め葉)または、極端な立ち葉。
げんぺいざき,源平咲き,花弁の一部に別の色が出て上下左右が対象にならない咲き方。
げんぺいじま,源平縞,葉の左右が大きく異なる色になった棒縞。
こうしつかぬまつち,硬質鹿沼土,鹿沼土の中でも硬質のものを選別したもので、東洋蘭培養土の一部または全部に用いられる。
こてんえんげい,古典園芸,江戸時代から受け継がれてきた我が国固有の趣味園芸で、東洋蘭以外にも万年青や千両、マツバランなど多様である。
こる,凝る,新芽が途中で成長しなくなること。「芽が凝る」「凝り芽」などと表現する。
ごろつち,ゴロ土,通気と排水を図るために鉢底に入れる極大粒の土。
こわり,小割,1~2篠に株分けして増殖を図ること。
こんごううえ,混合植え,土粒の大きさを篩い分けずにそのまま植えるか、篩い分けたものを再び混合する植え方。
こんじ,紺地,葉の色が濃緑色で黒味を感じるもの。
こんぷくりん,紺覆輪,白黄色または淡緑色地に濃緑色の覆輪をかけるもの。
さいかん,細幹,花茎の太さを示す表現で、通常より細く感じるものをいう。
さえ,冴え,花弁の光沢をいう。ビロード状になるのが最上といわれる。花色と誤解される事が多い。
さかせば,咲かせ場,寒蘭の花色を管理するために別に設けた棚。日照時間や空中湿度の調整に使われる。
さきわけ,咲き分け,寒蘭などで一部の花がそれ以外の花と異なる発色する咲き方。
さく,作,栽培のこと。「作が良い」などという。
さくあがり,作上がり,親木よりも新木が大きく育つこと。
さくおち,作落ち,親木に比べて新芽の成長が劣ること。
さくば,作場,栽培場、棚。
さつまつち,薩摩土,鹿児島県産の土でシラスを構成している火山灰土。
さな,さな,土がこぼれないように鉢底に入れる多数の穴が開いたもの。素焼き製のものやプラスチック製のものがある。
かさまばち,笠間鉢,褐色でやや口の広い低温焼成の鉢で栽培に適している。
さらさ,更紗,寒蘭や日本春蘭に用いられる花色別の分類で、地色と条線の色に対比があるものをいう。
さんかくざき,三角咲き,主弁と副弁の先端を結ぶ線が丁度正三角形になる咲き方。
さんこうじま,三光縞,葉先に爪覆輪を掛け葉元に縞を掛けるが葉の先端に達しないもの。
さんそううえ,三層植え,土粒の大きさを大中小に篩い分け、下から大中小粒の三層に分けて植えること。
じく,軸,花茎のこと。
しける,しける,鉢内の過湿によって根が悪くなったこと。または、過湿状態。
ししざき,獅子咲き,幾つかの花が集合して八重咲きのようになったもので、舌弁が中央に集まった姿を獅子頭に例えたもの。
しでいばち,紫泥鉢,中国産の鉢で木目が細かく紫色を呈したもの。朱泥鉢に次いで高級とされる。
しの,篠,一本のバルブとそれから出た葉の全体をいう。条ともいう。
しぼう,子房,花茎と花を繋ぐ部分の上部にあり、種子が育つ部分。
しめる,締める,日本春蘭などの栽培方法の一種で、肥料や水を控えて葉が徒長しないようにすること。
しゃくしば,杓子葉,葉の先端は丸いが葉身の部分が細いもの。(スプーン型の葉)
しゅきんばな,朱金花,日本春蘭の色別分類で明るいオレンジ色の花。
しゅさそ,朱紗素,舌の全面に淡紅色が滲んだ様に入るもの。
しゅでいばち,朱泥鉢,中国産の鉢で木目が細かく朱色を呈したもの。最も高級とされる。
しゅべん,主弁,外三弁の内上向きの一弁。
しゅんらん,春蘭,我が国の北海道以南や韓国南部に自生するシンビジューム属の小型の野生蘭で、通常早春に10cmほどの花茎を伸ばし花径5~6cmの黄緑色花を一輪付ける。
じゅんそしん,準素心,素心に極めて近いが、内弁の一部や喉、子房などに僅かに紅系色素を含むものの総称。
しょう,性,品種の特性の一つで、癖の強いものをいう。「性が強い」などという。
じょう,条,一本のバルブとそれから出た葉の全体をいう。「3条立ち」などと表現する。篠ともいう。
しょうがね,生姜根,寒蘭の地下にある蘭玉から地上に向かって伸びた地下茎をいう。ホルモンともいう。
じょうさく,上作,新子が良い状態で育っていること。
しろばな,白花,日本春蘭の場合は緑白色から乳白色のものを言うが、寒蘭の場合は同様の場合だけでなく素心を指す時もある。
しんき,新木,新芽が大きくなったもの。または成長が終わった時点の一年木。
しんこ,新子,新芽のこと。
すいせんべん,水仙弁,花弁の先端部分がやや尖り、水仙の花弁に似た形状を持つもの。主に中国春蘭一茎一花に用いられる。
ずいちゅう,蕊柱,花の中心にある柱上の生殖器。
ぜつ,舌,花の中央下部にある変化の著しい花弁。唇弁のこと。
ぜってん,舌点,唇弁にある斑点。
ぜんめんむてん,前面無点,唇弁の前から見える部分に舌点が無いものをいう。喉や舌先に点が出るものもある。
そうかん,双幹,寒蘭などで花茎が2本上がったもの。「双幹仕立て」などという。
そうせい,草勢,株の勢いを意味する。同一品種でも株毎に勢力に違いがある。
そうとうか,双頭花,春蘭は通常の場合一茎に一花を付けるが、二花以上が同じ高さで咲いたもの。大半は遺伝性がない。
そしん,素心,花の全ての部分と花茎に緑以外の色素を含まず、全体が緑色または緑白色に見える花の総称。
そしんめ,素心芽,新芽に紅系色素を全く含まないもの。素心花が咲くことが多いが、確実ではない。
そめつけばち,染付け鉢,主に中国産の鉢で磁気に青絵付けが施されたもの。
そる,反る,外弁が反返る咲き方。反転咲きと同義。
だけつち,岳土,主に寒蘭に用いられる土で粘板岩の風化したもの。
たちば,立ち葉,葉が著しく立って曲線を描かないもの。
たな,棚,栽培する場所。
だばな,駄花,「並みの花」という意味で使われる。「名品」に対してやや見下した言い方。
だるまば,ダルマ葉,先端が丸く葉肉が厚い状態の葉をいう。
たれぜつ,垂れ舌,舌弁が巻き込まず垂下した状態で止まるもの。
たれば,垂れ葉,葉先が下垂して下向きになるもの。
だんざき,段咲き,春蘭は通常の場合一茎に一花を付けるが、二花以上が段状に咲いたもの。
ちゃぼ,チャボ,花や葉の成長が抑制されて短く詰まった感じがするもの。
ちゅうごくしゅんらん,中国春蘭,中国南部に自生する春蘭で香りが有る点が日本春蘭と異なる。通常は黄緑色地に紅褐色の条線を入れる。一茎一花ともいう。日本春蘭とは別種。
ちょうざき,蝶咲き,副弁の下部が舌化した(場合よっては舌点も出る)咲き方で、遺伝性を持つ場合が多い。あげは蝶が飛んでいる様子になぞらえたもの。
ちりふ,散斑,葉の全面に白(黄)色の微細な縦斑が入るもの。
つぼ,新坪,新しく発見された坪のこと。未開花坪ともいうが真偽の程は分らない。
つぼ,坪,主に寒蘭に用いられる、地下に蘭玉が有るために特定の品種が生える場所。
つぼどり,坪採り,寒蘭などの有名品種が採種された場所の近くから採種した苗。同一品とは限らない。
つめ,爪,葉芸品で葉先のみに覆輪を掛けるもの。
つゆうけば,露受け葉,葉の先端部分が僅かに上を向き、夜露が溜まりそうに見える葉の形状。
でめ,出芽,芽が出ること。または新芽のこと。
てんざえ,天冴え,葉芸品で新芽が出た時から葉に柄が現われているもの。天ザレ、今ハゼともいう。
てんざれ,天ざれ,葉芸品で新芽が出た時から葉に柄が現われているもの。天冴え、今ハゼともいう。
てんぷくげい,転覆芸,葉芸品で成長するに伴って柄が変化するもの。
とい,樋,葉の形状を表す言葉で、横断面がV字状になっているもの「樋葉」「樋が深い」などという。
とうしそ,桃腮素,素心に極めて近いが、喉の両側に僅かに紅系色素を含むもの。
とうしんかん,燈芯幹,花茎が著しく細いもの。
とうようらん,東洋蘭,東アジアに自生する蘭の一種を区別した表現。狭義では東アジアに自生するシンビジューム属のものだけを指す。
とびかた,飛肩,副弁の付根付近が上がり、その先は水平になる咲き方。ヒケン咲きともいう。
とぶ,飛ぶ,寒蘭などの多花性の蘭で、一部の花が落ちたもの。または故意に落としたもの。
とめば,止め葉,一つのバルブから出た葉の中で最も内側の最後に出た葉。
ともじく,共軸,花茎が花と同色かそれに近いもの。
とら,虎,葉の中間部分に白(黄)色の変色部分が不規則に入るもの。虎斑ともいう。
なかおしじま,中押し縞,葉芸品で葉の内側が白(黄)色に変化し、さらに葉元から緑色の縞を交えるもの。
なかすけ,中透け,葉芸品で葉の内側が白(黄)色に変化したもの。
なかすけじま,中透け縞,葉芸品で葉の内側が白(黄)色に変化し、さらに葉先から緑色の縞を交えるもの。
なかたちば,中立ち葉,葉が比較的立つもの。
なかたれば,中垂れ葉,葉元は比較的立つが途中から下垂して葉先が垂れるもの。
なぎなた,長刀,新芽の葉が一枚しかでなかったもの。またはバルブが葉を落として一枚だけ葉が残ったもの。
なしじ,梨地,葉の表面に光沢が無く極小の皺が入るもの。
なつさく,夏作,成長期の管理方法をいう。
なみば,波葉,一種の葉芸で葉が上下に波状の曲線を描くもの。
にしきばち,錦鉢,主に日本春蘭に用いられる観賞用の鉢で、楽鉢に錦絵が描かれている。
にしたにもの,西谷物,高知県宿毛市の一部から産出した寒蘭の総称。新芽の袴が鮮やかな紅色を呈する。大半は黄花か桃花が咲く。
ぬけ,抜け,花茎が葉の上に出て花が見易くなることを「抜けが良い」などという。
のちぐらみ,後暗み,葉芸品で芽出しの時には柄が有るが成長すると消えてしまうもの。
のちざえ,後冴え,葉芸品で芽出しの時には柄が無いが成長すると柄が現われるもの。後ザレ、後ハゼともいう。
のちざれ,後ざれ,葉芸品で芽出しの時には柄が無いが成長すると柄が現われるもの。後冴え、後ハゼともいう。
のちはぜ,後ハゼ,葉芸品で芽出しの時には柄が無いが成長すると柄が現われるもの。後冴え、後ザレともいう。
ばいべん,梅弁,花弁の形状で先端が丸く梅の花弁を彷彿とさせる形のもの。
はくたいそ,白胎素,舌面が白色の素心をいう。素心の中でも最上位といわれる。
はぐり,葉繰り,一つのバルブから出た葉の事で、「葉ぐりが良い」などと表現する。
はけ,刷毛,寒蘭の西谷物などの葉先に出る葉芸の一種。刷毛で刷いた様に白黄色に変色する。
はげい,葉芸,葉に現われた縞柄や覆輪柄、中透け柄などの総称。
はなめぶんか,花芽分化,前年の新木が生長しバルブが充実すると、成木に達している場合はバルブ上部の芽当りが動き出して花芽になること。
ばんざいざき,万歳咲き,内弁が開いて万歳をする手のように見える咲き方。
はんてんざき,反転咲き,外弁が正開せず大きく外側に反返る咲き方をするもの。
びとう,鼻頭,蕊柱の先端にあるオシベの入ったカバー。
ひらかたざき,平肩咲き,副弁の中間に癖が無く素直に左右に伸ばすもの。ヘンケンともいう。
ひらば,平葉,葉の断面が平たいもの。樋葉の逆。
ふぎれ,斑切れ,柄物に用いられる表現で、柄の部分と無地葉の部分に明確な差がある事を意味する。「斑切れが良くない」などと表現する。
ふくげいひん,複芸物,部分に現われた特徴を芸と言うが、例えば葉に覆輪が入り、花が舌無点などの場合に用いられる語。
ふくべん,副弁,外三弁の内横向きの二弁。
ふくりん,覆輪,葉芸の一種で葉の周囲と中央部分が別々の色に見えるもの。「白覆輪」「紺覆輪」などという。
ふけね,ふけ根,腐敗した根。または腐敗して中心根だけが残った根。
ふじま,斑縞,細かく短い縞が葉の前面に入ったもの。
ふなぞこぜつ,船底舌,舌弁が巻かずに前に突き出した状態で止まるもので、船底の形状に似ているところからそういわれる。
ふゆさく,冬作,冬場の休眠期の管理をいう。
ふるき,古木,古くなった篠。一般的には4年以上前のものを指していう。
ふんばりざき,踏張り咲き,副弁が落ち肩になり先端部分だけがやや水平になり、踏張った足のように見える咲き方。
べたぜつ,ベタ舌,舌点が集中して周辺部以外は舌の地合いが見えなくなったもの。
べにくま,紅隈,葉や新芽、花の周囲に紅色の覆輪を掛けたもの。
べにさらさ,紅更紗,寒蘭に用いられる表現で、紅褐色の地色に濃紅の状線が入るなど全体として紅掛かって見えるもの。
べにばな,紅花,日本春蘭や寒蘭の色別分類で、日本春蘭の場合は赤に近い色、寒蘭の場合は紅紫色をいう。
ほう,包,花茎にある蕾を保護する薄皮状のものぼうじま,棒縞,葉先から葉元まで不規則な縞を通すもの。
ほうしん,捧心,舌弁を除く内側の二弁。
ぼっかん,木幹,花茎が太いもの。
ぼてばな,ボテ花,寒蘭などに用いられる表現で、花弁が幅広く厚肉大輪の花をいう。
ぼや,ボヤ,春蘭の色花などの新芽に現われる曙状の斑紋。
ぼらつち,ボラ土,九州南部から産出する土で主に寒蘭に用いられる。産地によって僅かに組成が異なる。
ほるもん,ホルモン,寒蘭の地下にある蘭玉から地上に向かって伸びた地下茎をいう。生姜根と同義。
ほんさく,本作,満作に対して葉が堅くガッチリと育ち肥大化していない株の状態。(類似語=締める:対語=満作)
まきば,巻葉,葉先が下垂し大きく内側に巻き込むもの。
まめばな,豆花,春蘭の花の形状で花弁が丸く短く抱えて円く見えるもの。
まるどめ,丸止め,葉先が比較的丸いものをいう。
まんさく,満作,肥培された株で、大きさは充分だがやや軟弱になっている状態。加温栽培などが原因である場合が多い。(対語=本作)
みかえりざき,見返り咲き,多花性の種で花が正面を向かずに花茎の方向を向いて咲いたもの。
むてん,無点,唇弁の前から見える部分に舌点が無いものをいう場合が多い。前面無点のこと。
むらさきばな,紫花,主に日本春蘭に用いられる表現で、黒味を帯びた濃紫色。
め,芽,一本のバルブとそれから出た葉の全体をいう。「3芽立ち」などと表現する。条ともいう。
めいかん,銘鑑,東洋蘭の普及度や格付けによって編纂された相撲の番付表のようなもの。各地の趣味会が独自に発行している。名鑑。
ももばな,桃花,寒蘭や中国春蘭に用いられる花色別の分類で、淡桃色地に桃色の線が入るものが多い。
やきあかだまつち,焼赤玉土,関東ローム層の赤土を高温で焼いた東洋蘭栽培用の人工土。通常「混合培養土」に混入して用いられる。クレイボールと類似している。
やっこ,奴,一本の親木から新芽が2本でたもの。「奴芽」などという。
やまあげ,山上げ,寒蘭の花色を管理するために、標高の高い所に花芽管理用の棚を設けること。
やまどり,山採り,自生地の山から採種した苗のこと。または採取する行為。
ゆうれい,幽霊,葉芸品の白(黄)場が葉の前面を占めたもので、葉緑素が無いので育たない。
よこがし,横ガシ,葉の横方向にガシが入ったもの。次年に継続しないことが多い。
よれば,よれ葉,先端付近で大きく左右に捩れた状態になる葉。
らくばち,楽鉢,栽培に最も適しているといわれる鉢で、楽焼の技法が用いられる。
らしゃじ,羅紗地,葉の表面に細かい縦皺が入るもの。
らんしょう,蘭商,東洋蘭を専門に扱う業者で、多くの場合は個人経営である。昔は納めた蘭が増殖した場合に下取り若しくは買取もしていたが、最近ではそれも少なくなった。
らんだま,蘭玉,寒蘭の種子が地下で成長して形成するもの。多数の地下茎を上方に伸ばし、地上に到達したものから新芽が出る。
りょくたいそ,緑胎素,素心ではあるが舌面が淡緑色を呈するものをいう。
わらいだす,笑い出す,花の蕾が綻ぶこと。
わりき,割木,株分けされた繁殖用の苗。
わる,割る,株分けすること。