関西寒蘭会第43回本花展優勝花(2013年度)
  • 総合優勝 仁王 日向 宮崎  満
  • 白花優勝 司の華 日向 渋谷  博
  • 紅花優勝 日向の誉 日向 岩本 孝之
  • 桃花優勝 日光 土佐 岩本 孝之
  • 黄花優勝 梅寿 土佐 立岩 信彦
  • 青々花優勝 青波 阿波 宮崎  満
  • 更紗花優勝 極楽鳥 土佐 岩本 孝之
  • 青花優勝 清水の誉 土佐 平崎 清志
  • 文人作優勝 月の雫 土佐 森江 潤二
  • チャボ花優勝 無銘 平崎 清志
  • 柄物優勝 春光 球磨 林  淳造
  • 交配種優勝神 神光 高島 昌年

私と蘭との出会い 中西 昭彦

 

 当会は今年で四五周年だそうですが、私が蘭に出会ったのが四三年前。その頃私は宮崎市に住宅会社の営業として赴任して間もない頃でした。新築したばかりのあるお宅の玄関先の下駄箱の上に飾ってあったのが、いわゆる山取品の寒蘭でした。生まれて初めて見る、シンプルでスマート、スラッとした蘭鉢に一株立ちで緑色の3枚葉、これまたスラッとした葉姿、花もつけていない隙間だらけというのに、全く無駄を感じさせない美しさに思わず見とれて居りました。実はこれまで蘭の花と言うものは(蔓に小型の百合のような花を咲かせる植物)と言う程度の認識でいただけに驚きでした。

 私が蘭を初めて見て驚いていた頃、産地でもないこの関西で2年も前から有志による寒蘭会が発足し、花やその葉姿の魅力に蘭談義の花が咲いていたとは、俄かには信じがたい思いです。私と同じように寒蘭の魅力の虜になった人達が、産地から遠く離れたこの関西に何人も居るということは、とても嬉しいことです。

 さて、先ほどの蘭の続きですが、この家の主人(Yさん)に尋ねたところ、宮崎県椎葉村に教師として赴任していた時、山から自分で採取して栽培していたものだそうです「我が家を担当してもらった記念に一鉢差し上げましょう。」といって貰って来たのが、そもそもの始まりでした。

 椎葉村といえば、平家の落人の里として知られたところです。今でこそ宮崎市から3時間半、日向市からなら2時間ほどで行けますが、Yさんの3年間の椎葉村での赴任期間がまもなく終える頃、家を新築したいと問い合わせを貰い、宮崎市から資料を持って出かけた頃は片道約7時間の行程でした。その昔平家の落人たちが源氏に追われ、女、子供を伴って道なき道の逃避行をしたときは、一月も二月も或いはそれ以上掛かったかもしれません。行ってみれば分かりますが、山肌は急峻でとても人が入れるような山々では有りません。それでも平家の落人達はついにこの椎葉の里に辿り着き、ここを安住の地と定めて歴史を刻んできたのです。暖かい九州にも拘わらず、毎年冬には雪が50~60センチも積もるそうです。椎葉中学校の先生だったYさんは、雪がうっすらと積もったときを見計らって寒蘭取りに行くのだそうです。そうすると他の草は枯れて茶色になっているのに、寒蘭だけは青々としていて割りと簡単に見つけることが出来たそうです。

 Yさんと打ち合わせを済ませた後は、とてもその日のうちに帰ることが出来ず、地元の旅館に一泊したものです。夕食にお酒を付けて貰うと、随分と遅い時間にも拘わらず若い女中さんが2人もきて「私たちも頂いていいですか?」と言います。山奥独特の山菜料理に美人2人、悪い訳が無い。「いいよ、いいよ、一緒に飲もう。」と言って3人で飲み始めました。椎葉村の女性は南国生まれにも拘らず、色白でもち肌の美人が多い、平家の女官を先祖に持つからとか何とか聞かされていたのですが、正にそのとおり。すっかりいい気分になって飲んでしまいました。ところが相手は2人、しかも強い!焼酎には滅法強い!こちらが先にダウンしてしまいました。横になろうとすると、「私達2人でまだ飲んでもいいですか?」・・・好きにしなさいよ・・・。翌朝精算して帰ろうとすると、2人が玄関先まで出てきて、にっこり笑いながら「夕べはごちそうさまでした」だと。その後、2回程同じ旅館に泊まりましたが、あの2人には会えませんでした。椎葉村には狐も住んでいるのでしょうか。

 そんな事があって寒蘭を初めて手にしたのですが、それから数日した頃、勤務している事務所の近く、宮崎駅の直ぐそばで蘭屋をやっている店を偶然に見つけました。様々な名前の付いた寒蘭が所狭しと並んでいます。おばさんが一人で店番をしていました。話を聞いてみると、旦那は鹿児島の人だそうで、こちらは出店みたいなものだそうです。それでもお客さんが結構多くて、昼休みに遊びにゆく度に蘭の事を色々聞かされて、知識も増え段々とその良さ、面白さがわかってきました。行き始めたある日、棚の中に小さいけれど葉先が白くはけている蘭を見つけました。今までに見たことも無い葉性をしています。私にはとても美しく、葉元の濃い緑と共にとても魅力的に思えました。聞けば土佐の蘭で“日光”というそうで、三十五万円だそうです。当時としては大金です。子供もまだ小さい。いささか迷いました。今でもその時の迷いを覚えています。でもそこは営業マン、その分頑張ればそれ位は直ぐに取り戻せる、そう自分に言い聞かせて結局買ってしまいました。それから5~6年経った頃、何ともいえない実に美しい桃花を咲かせてくれました。余りの嬉しさにその鉢を抱えてあちこちの友人、知人に見せてまわったのを今でも覚えています。その後、それを超える桃花を、自分の咲かせた花を含めてどこの展示会でも見た事がありません。

 あれは夢だったのでしょうか、それとも椎葉村の女狐に騙され続けているのでしょうか。でも私の手元には確かにあの「日光」があります。あれから四三年、飽きっぽい所もある私が未だ蘭に魅かれ、蘭舎を毎日何度か覗きにゆく日々、寒蘭とは誠に不思議な力を持った植物です。                 以上

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寒蘭の名前 ---言葉で楽しむ蘭の世界---
岩本 孝之

私事で恐縮ですが、私はこれまで『淡路弁徒然草』『淡路ことば(方言)辞典』『淡路島の昭和』(写真集、共著)など郷土淡路島に関する本を三冊出しました。私は国語を教えるのを生業としてきたので、一生のテーマを「言葉」と決めています。私にとっては蘭も言葉です。言葉には名付け親の心と歴史が宿っています。豊雪、白妙、日光、紅鷲などは名前にもなんとなく王者の風格がありますね。以下、寒蘭にどんな名前が付いているか、各地の会誌から考察してみます。

産地名が付くもの

四国では室戸錦、土佐茜雲、四万十川の誉、土佐姫、 美里紅、伊予の誉、足摺、安芸錦、野根小町、阿波美人、阿波の月など。紀州では熊野赤蘭、紅熊野、和歌の浦、紀の川、那智の滝、紀の国、五十鈴川など。九州では日向の誉、日向王、日向白竜、薩摩、薩摩麗峰、北薩の誉、西海の誉、屋久の美雪など(錦と誉は後に まとめて掲載)。

色名が付くもの

青鳳、青雲、冠青、青波、粋青、青玉、青山、稀青、青天、青小蝶、青輪、青納言、青宝殿など大変多い。

緑折鶴、緑の司、緑粋、緑宝、緑波、緑王、緑童、   緑盃、緑風、緑扇など。

翠正、玉翠、元翠、翠泉、翠円、翡翠、天翠、翠   翁、翠月、翠扇など。紀州に多い。 

白鳥、白鳳、白竜、白楽天、白秀、白妙、白福、   白舌冠、泰白、白鯉、白露、白滝など。

素光、素雪、静素、素豊、素月、素澄、素水など。

豊雪、貴雪、冠雪、昭雪、蛍雪、竜雪、聖雪、雪   峰、南雪、神楽雪、小雪など。

紅無双、紅奴、紅英、里紅苑、栄紅、紅桜、紅里、   紅玉竜、紅月、明正紅、紅娥など。

赤富士、赤帝、赤光、赤龍、赤舟斉、赤道、赤麗   の華、赤鳳、赤兵衛、赤とんぼなど。

緋燕、緋の舞、緋竜、緋の司、緋映など。

 桃

桃里、桃紅、桃園、桃源、桃映、桃麗、桃夢、桃   月、桃小姫、酔桃、桃神など。

黄龍、黄流、黄雄、黄金、黄金の光、大黄帝、黄   蝴蝶、黄源、黄河、黄雀など。

黒頭巾、黒龍、黒船、黒潮、黒雲、大黒、大黒殿、   大黒様、薩摩黒宝、黒武者など。

めでたい字、美しい字を使うもの

瑞鶴、土佐鶴、紀の赤鶴、鶴光、鶴城、壽鶴、仙   鶴、丹鶴、朝鶴、天翔鶴、鶴の舞、深山鶴など。

龍(竜)

錦竜、翠龍、蒼龍、緋竜、宝竜、龍紅、清龍、赤龍、天龍、紅龍、虹竜、龍壽の光、大竜、竜雪、日向白竜、神龍、呑竜、大飛竜など。

鳳(鵬)

鳳凰、鳳玉、旭鳳、赤鳳、祥鳳、明鳳、緑鵬、青鵬、聖鳳など。

祥雲、祥風、天祥風、緋祥冠、吉祥など。

瑞鳳、瑞鶴、瑞章、瑞紅、瑞雲、瑞兆、祥瑞など。

福の神、福柳、福娘、福寿の華、招福など。

幸、幸錦、幸紅、幸姫、幸月、幸星、幸福殿など。

 宝

宝竜、国宝、憲宝、緑宝、青宝、宝珠の月、小判   宝、至宝、宝仙、英宝、朱宝、宝船、紀の宝船、宇宙宝、紀宝の曙、宝姫、宝泉、女宝など。

栄光、栄華、栄宝、栄冠、光栄、栄紅、秋栄、赫栄など。

貴雪、貴姫、光貴、紅貴、桃貴、大貴、錦貴、貴   娘など。

玉姫、玉龍、玉翠、玉帝、玉麗、白玉、玉露、玉金剛、玉虫、玉光、鳳玉、青玉、神玉、紅玉、速玉など。

赤光、春光、聖光、清光、雪光、月光、日光、素 光、光泉、光栄、光琳、玉光、珠光、光風、光貴、緑泉光、阿波の光、天照光、和光、麗緋光など。

王光、王琳、王虎、王朝、王者、王将、大王、緑   王、羅紗王、力王、青王など。

金鵄、金閣、金宝、金彩、金星、金華、金鶴、金   翅鳥など。

銀 銀河、銀鈴、銀風、銀峰、銀龍、銀閣、銀の滝、 白銀など。

旭鳳、旭雄、旭昇、旭日、旭紅、旭光、旭華、大旭など。

富士

富士の曙、富士姫、富士桜、富士の峰、赤富   士、茜富士、紅富士、白富士、熊野富士など。

壽(寿)

寿紅、寿扇、天寿、天寿冠、鷹寿、大福寿、   福寿、福寿丸、福寿の華、福壽鳳、万壽宝、龍寿の光、紅寿、千代の寿、藤の寿など。

吉祥、大吉、吉峰など。

冠雪、冠月、冠峰、三世冠、大冠、栄冠、宝冠、羅冠、青冠、紅陽冠、不動冠、大豊冠、白舌冠、国宝冠、帝王冠、玉青冠など。

麗光、麗冠、麗秀、麗紅、麗鳳、麗緋紅、玉麗、   秋麗、秀麗、清麗、白麗、桃麗、麗山、赤麗の花、麗峰、昭麗など。

 美

美里、美宝、美和の華、美和錦、桃美琳、真珠宝   など。意外に少ない。

高きもの、宗教的なもの

天山、天祥、天寿、天翠、天帝、天恵、天花、天   鷹、天の鈴など。

神龍、神山、神舟、神里、神勇、神玉、華神、緑   神、桃神、御神錦など。

仙鶴、仙心、仙女、翠仙、宝仙、巨仙、歌仙の滝   など。

 聖

聖炎、聖雪、聖光、聖雲、聖鳳、緑聖など。

 仏教に関するものとして、釈尊、釈迦、涅槃、入道、

弁天、仁王、七福神、文殊の月、妙法の華、紅曼荼羅、瓔珞、妙法、空海など。

人名

日本

卑弥呼、赤人、紫式部、清少納言、泉式部、貫   之、蝉丸、大弁慶、堪増、西行、利休、一休、楠公、太閤、千姫、佐助、竹千代、一茶、北斎、龍馬、鉄舟、桂月、牧水。その他に五郎、慎太郎、新九郎、三太郎、大八、大吉、呑兵衛、善兵衛など。清美(きよみ)や美鈴やみゆきや由華は女性名で通用しそう(あるいは家族の名前かも)。

中国

黄帝、屈原、虞美人、楊貴妃、王昭君、西施、   白楽天、徐福など。

動物

極楽鳥、都どり、雷鳥、火の鳥、水鳥、白鳥、白   鷺、紅鷺、紅鷲、青鷲、大鷲、紀の紅鷹、熊野烏、烏丸、八咫烏、からす、天鷹、浜千鳥、紅千鳥、小夜千鳥、紀の白鷺、青鷹、紅燕、濡燕、秋燕、紅鷹、和鷲、紅大鳥、孔雀丸、紅孔雀、金雀、虹雀、曙烏、白雉、不死鳥、矮鶏など。        *鶴、龍は前掲。

虎琳、猛虎、虎虎、王虎など。

亀楽、遊亀、桃亀。亀虎は地名。

その他

青狸、豆狸、赤象、狛犬、白鹿、松鹿、子鹿、白馬、天馬、玉麒麟、白鯉など。

昆虫

阿波の蝶、幻蝶、遊蝶、赤蝶、群蝶、白蝶、青   小蝶、熊野あげは、蛍雪、青蛍、群螢、螢勝、舞蜂、赤とんぼなど。

伝説、物語など

源平の鶴、滝の白糸、浦島、酒呑   童子、桃太郎、白雪姫、一寸法師、織姫、万葉集、土佐日記、明月記。源氏物語に関して、源氏、浮舟、夕霧、橋姫など。

酒(を連想させるもの)

沢の鶴、月桂冠、白鶴、福   娘、富久娘、正宗、白鹿、土佐鶴、黄桜など。

末尾の文字

産地名に付けるものがほとんどである。何十とあ   るから、その一部を上げる。誉田錦、宿毛錦、品代錦、御神錦、安芸錦、宇和島錦、日本錦、四万十錦、唐錦、佐田錦、土佐錦、平成錦、海部錦、美和錦、丹生錦、永田錦、やなせ錦、尾鷲錦、那智錦、神州錦、熊野錦、野根錦、えびの錦、米良錦、友錦、西隆錦など。

これも産地名の下に付けるものが多い。

伊予の誉、一心の誉、四万十川の誉、紀の誉、日   向の誉、秋の誉、五十鈴の誉、白髪の誉、武蔵の誉、西海の誉,虹の誉、尾鈴の誉など。

殿

大黒殿、月宮殿、青宝殿、夢殿、黄代殿、幸福殿、   白生殿、立子殿、髙砂殿、紫紅殿、紫雲殿など。

糸屋姫、都矢姫、京姫、椿姫、琴姫、桃姫、土佐   姫、紅姫、茶屋姫、南国姫、音羽姫、糸姫、豊姫、貴姫、月姫、青姫、旭姫、斎姫、かげろう姫、神楽姫、稲田姫、和歌姫、永田姫、紅小姫、五十鈴姫、玉姫、幸姫、小袖姫、咲耶姫、茶屋姫、音羽姫など。

小町

野根小町、佐喜浜小町、綾小町、姫小町、日向   小町、万才小町、七色小町、吉野小町など。

乙女、妃

早乙女、紀の乙女、華乙女、乙女酔心(上   に付く)。桜妃、紅妃、桃妃、王妃など。

貴娘、紅娘、福娘、司娘、大島娘など。

市丸、孔雀丸、蝉丸、大高丸、兜丸、烏丸(地名   か)。

満月の舞、夕陽の舞、緋の舞、剣の舞、鶴の舞、   鵬の舞など。

熊野の曙、紀宝の曙、紀の曙、海部曙、木田の曙、

日向の曙、古城の曙、明治の曙など。

自然に関するもの

天山、桃山、剣山、寒山、城山、神山、緑山、青   山、泰山、白山、宝珠山、帝山、深山、錦山、宝山、翠山、鷹山など。山が上に来るものもある(山水、山陽、山宝、山の精、山河、山秀、山彦)。

雨月、紅月、黄金月、素月、昭月、抱月、阿波   の月、宝珠の月、泉月、水月、風月、好月、秋月、明月、心月、優月、鳳月、百夜月、宵待月、朧月、冠月、湖月、錦月、宵月、花月、翠月、南山の月、青山の月など。上に付くものとして、月宮殿、月照、月輪、月抄、月姫、月の童など。何十とある。

日光、日州、日章、日進、日輪、日英、日の華、   日桃など。案外少ない。

光星、明星、彩星、彗星、翠星、大星、十字星、   北斗星、青星、一番星、天皇星、緑星、北星、紅   星、聖星、南天の星、尾鈴の星、流星など。

川(河)

五十鈴川、糸川、炎の川、渡川、天の川、   銀河、光河、大河、桃河、金河など。

峰(峯)

雪峰、秋峰、静峰、燦峰、吉峰、清峰、冠峰、秀峰、翠峰、緑峰、巨峰、鈴が峰、月の峰、紅峯、古峯、虹峯、涼峯、銀峰など。

紅桃泉、福の泉、琴の泉、大泉、泉月など。

秋水、素水、湖水、仙水、易水、一水、泉水、菊   水、旭水、桃水、瀞水、碧水、水月など。

銀風、祥風、光風、和風、玄風、清風、緑風、秋   風、朝風、露風、翠風、松風、彩風など。

祥雲、青雲、茜雲、土佐茜雲、白雲、翠雲、紀の   翠雲、浩雲、豊旗雲、夕映雲、紅雲、彩雲、香雲、黒雲、雲月など。

花(華)

御国の花、高嶺の花、赤麗の花、辻の花、   深山の花、天花、愛花、司の華、秋華、松竹の華、昭和の華、紀宝の華、日本の華、果無の華、美穂の華、日向の華、妙法の華、華神、華鳳、華乙女、彩華など。多い。

海、波、舟など

雲海、青海、片男波、香波、大波、   小波、緑波、青波、翠波、立浪、渦潮、黒潮、宝船、泛舟、紅舟、白舟、汀舟、神舟、神舟錦、幻舟など。

植物

一本杉、川柳、糸菊、吉野桜、紅椿、富士桜、   青菊、白百合など。

十一

朝、夕。

朝風、朝潮、朝日、朝鶴、朝霞、朝千鳥、朝露、   朝ぼらけ、朝日紅、朝英、朝陽など。

夕霞、夕霧、夕鶴、夕燕、夕千鳥、夕日の舞、夕   映、夕焼、夕凪など。

十二

神話、皇室、国家など。

高天原、伊弉那美、豊旗雲、八紘、神風、神代、武  尊、肇国、御所、紫宸殿、勾玉、皇帝、皇徳、扶桑、大八洲、神武、王宮、御神錦、国旗、祖国の華、日本錦、立太子、太子、帝王など。

十三

ロマンティックなもの。

乙女心、初恋の花、恋心、恋衣、恋慕、慕情、君待  夢心、夢、薄化粧、美少女、美少年など。

十四変わった名前

蘭(蘭の名前に蘭とは!)、純真、酔客、巫女(ウーム、何とも)。不老、白髪(はくが)、老楽、白寿、長寿楽は長生き願望か。また影武者、忍者(時代劇ファンか)。祝砲や喜悦は優勝でもした気分で付けた名前のよう。歌舞伎や虎

虎(ことら)はそれぞれ歌舞伎やタイガースの熱烈なファンのようだ。命、炎も名付け親の入れ込み様を感じさせる命名である。

自分の名前や家族の生えを付けるものもある。豊雪(田村豊氏)。青豊、豊竜(川原田豊氏)。私も愛培の青花(厚弁で舌巻かず、茫洋とした花、会誌『素心』第三八号一六ページに掲載)に「善兵衛」と名付けて登録した。「善兵衛」は私のペンネームである。近い内にもう一つ青花を登録したいと思っている。皆さんも秘蔵の蘭に好きな名前を付けてみたらどうでしょうか。蘭栽培の楽しみが増えること請け合いです。

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暑いときに暑い街へ行ってきました、墓参りですが 
宗行 正明

 日本で一番の暑さの記録は平成二五年の四万十市江川崎(旧西土佐村)の四一.〇度ですが、それ以前は多治見市と熊谷市の四〇.九度でした。

 途中多治見市も通過して、暑い熊谷市まで毎年盆前に三女の墓参りに行っています。

 今年も八月一日午前二時に明石を出発し、翌午前2時明石へ帰着、二四時間で一二〇〇㎞走行してきました。

 今年は運転には自信を持っている二女が仕事の都合で同行できなかったため、睡魔に襲われたら、という不安は少々ありましたが、無事帰着できました。

 行程は明石から第二神明、阪神高速北神戸線、中国道、名神、中央道、を経由して長野道に入ってすぐ岡谷ICで降りて一般道を走ります。

 地図を見ていただけたらよくわかると思いますが、長野道、上信越道と高速道路ばかりだと距離・経費・時間的に無駄なので立科町、佐久市と経由し、下仁田ICから上信越道、関越道に入り渋滞情報で有名な花園ICから一〇㎞程で熊谷市に入ります。

 休憩なしで走れば、京都南ICまでが1時間、養老SAまでが1時間、恵那峡SAまでが1時間、岡谷ICまでが1時間半弱、長野県内の一般道が1時間半、下仁田ICから熊谷までが四〇分と計算して走ります。

 実際に休憩なしに五時間連続で走ったこともありましたが、その時はさすがに疲れました。クタクタに。

 熊谷到着は九時半でした。墓参りを済ませ、娘婿とその両親に挨拶をし、昼食を一緒にして、熊谷市から帰途についたのは午後二時でした。

 暑い街も午前中はなんとか過ごせたのですが、午後からは暑い、暑い状況で、帰途についた午後2時には37度を少し越えた程度でしたが、私はボーとなるように感じました。

 四〇.九度を記録した時は、街中がどんよりとしていて冷房も効かない(効いた気がしない)状態でどこへ行っても暑かったとのことでした。

 暑い熊谷を出ると、帰路は道の駅巡りをしながら信州へ入り、長門温泉で休憩・仮眠をとりました。

 信州には温泉場が沢山あり、利用料金も大人五〇〇円、子供三〇〇円という安さで、毎回違う温泉を探し利用しています。

 同行した孫二人も温泉が楽しみなようで風呂場ではしゃいでいました。信州は涼しく長門温泉の外気温は二〇時で二四度でした。標高一〇〇〇mを超える新和田トンネルの近くでは一八度との表示もありました。

 暑さ日本一の江川崎はこれまで三回通過したことがありますが、四万十川も流れている所で近くに黒尊や西谷山もあり、何故あんな所が暑いのかという感がします。

 真夏に行けばわかるのかもしれませんが、西土佐へ行くのなら秋、寒蘭を見に(買いに)行く以外には考えられない今の私にとっては永遠の謎かもしれません。

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私と富貴蘭 
渡辺 交

 私の育てているランの中で富貴蘭は三番目の地位を占めています。フウランとの出会いは小学校六年の時です。着生蘭という特殊な性質、湾曲して長く伸びる距が特徴的な白い花、さらには夜にバニラの香りを放つという完璧さにあっという間に魅了されました。その後、園芸書を買いそろえるようになり、富貴蘭の存在を知りました。最初に虜になったのが湾曲葉の小型種「青海」です。当時は一本三万円程していたので小学生の私にはとても買えません。写真を穴が開くほど見つめるだけでした。

 上野グリーンクラブでは毎年東洋蘭の展示会が開催されますが、秋の展示会には春蘭、寒蘭、富貴蘭、長生蘭が一通り揃っているので、毎年楽しみにしていました。初めて行ったのは中学一年の時でしたが、その当時から掘り出し物が無いか血眼になって探していました。豆葉の「淀の松」が欲しくて、二千円コーナーの淀の松実生を選んでいたところ、下葉一枚にわずかに縞が入るものがありました。コントラストが悪くて分かりにくい縞でしたが、これを見つけたときは心臓が飛び出るかと思うくらいビックリしました。当時淀の松の縞は葉っぱ一枚あたり百万円していましたので一攫千金を夢に見ました。お店の人に気づかれないよう平静を装って買い求め、それが私の宝物になりました。結局のところ縞が出ることは無かったのですが、その株は今も大事に作っています。

 その後しばらくはフウラン熱が再発することは無かったのですが、就職して自由に使えるお金が増えてから再発することになります。私が好きな品種、「霊峰」との出会いもこの頃です。霊峰は虎斑の品種ですが、春から初夏にかけて伸びるのは青葉に泥根ですが、七月下旬から芸を表し始め、お盆を過ぎる頃には天葉は綺麗なクリーム色になり、根先はルビー色に変化します。柄は後暗みですが、よく発色すると二年間は暗まず残ります。この季節変化が劇的で最大の魅力と言って良いでしょう。ただ、霊峰は棚を選ぶので全く芸を出さない場合もあるのが難しいところ。幸い私の棚では本芸を出し、プロの業者に写真を見せたところ、こんなに綺麗な霊峰は見たことが無い、是非分けてくれと頼まれました。困ったことに白鳥という品種が偽物として大量に混入しています。白鳥は春からルビー根を出しますが、夏の劇的な変化は見られません。購入の際は春の泥根を確認するか、信頼できる業者から買いましょう。

建国殿は古くから羆に変化する可能性があるとされて人気がある品種です。しかし、建国殿から出た羆芸の個体(建国殿羆)と本羆は性質が全く違うので現在は別種とされています。ちょっと前までは無地のものを建国殿と言ったのですが、日本富貴蘭会によって羆芸を「建国殿」とし、無地のものは「建国青」、縞を流すのは「建国縞」というように羆の字は削除されました。また、建国殿(羆芸)を本羆と言って売る詐欺行為も多々見られたようです。(値段が数倍違います)

羆芸を夢見て建国青~建国縞を集めている人も多いのですが「普通の建国殿は何年作っても良くならないよ。高くても進化する可能性が段違いに高い、良い系統を買いなさい」とのアドバイスをもらい、一三六という番号の付いた系統を手に入れました。値段は普通のより十倍高いのですが、出す根の八割がルビー根で、縞も葉の中程に入っているという素晴らしい割子です。建国殿縞は葉の縁に縞が入るのは評価が低く、葉の中心近くに入る物が高くなります。

気をつけなければならないのが、「誰から入手するか」です。専門業者なら品違いや病気での交換や返金に応じてもらえるでしょうが、オークションではノークレームノーリターン、苦情も返金も受け付けませんというのが基本です。富貴蘭のオークションは偽物が特に多く、安くても手を出さないのが賢明です。一応信頼できる出品者もいて、有名業者では東海園や蘭遊園がヤフオクに出品していますし、身元が分かっている出品者(○○会に入っている○○さんで、持っているものは間違いなく本物という事まで分かる人)なら大丈夫でしょう。評価の数字は「取引が成立した回数」であり、出品物が本物であることを証明するものではありませんので注意しましょう。

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よたばなし 野口 眞人

--- 指月の譬(たとえ) ---

人の指を以って月を指し、以って惑者に示すに、惑者は指を視て、月を視ず。人、これに語りて、『われは指を以って月を指し、汝をしてこれを知らしめんとするに、汝は何んが指を看て、月を視ざる』、と言うが如く。

 と書くと、「なんか面倒臭そう・・・」と思われるだろうが、実は簡単な話で「ほれ、そこに仏がいると指さすと、凡夫は指先を見て仏を見ない」という程の意味だ。そのわけは、指先は見えるが仏が見えないからだ。

 東洋蘭も同じ轍を踏んでいるのでは無いか、と思う。例えば、花の色や形、咲き方やバランスには詳細な理(ことわり)があるのに、どうして東洋蘭と呼び洋ランとは区別するのか、洋ランとはどこがどのように違うのかという、凡夫の素朴な疑問に答えられないでいる。

 「指月の譬」で問われているのは、如何にして月を見つけるかであり、指先がどの様であるかではない。もう一歩進めると、「月とは何か、指とは何か。」となる。

さてさて、ここで我々も少し考えてみよう。「蘭とは何か、東洋とは何か」と。指先にこだわって月を見ない凡夫と、蘭花にこだわって東洋を見ない我々とに、如何ほどの違いが在るのかと。

 「芝蘭生於深林、不以無人而不芳。君子修道立德、不謂窮困而改節。」をタテマエとする東洋蘭が、指先の色艶ばかりにこだわっていて、良いものだろうか?。

 芝蘭を君子に譬えるのは、君子の陰徳を蘭花の上に見るからで、芝蘭が君子の人格を持っているからではない。芝蘭に「君子の陰徳を看る」のは他ならぬ人である。

 話を「指月の譬」に戻す。指先がなければ月は見えないのだから、「指は要らない」と言っているのではない。だが、いくら真剣に指先を眺めても月の在りかは分からない。「指を以て月を視る。月を透して指を看る」というのが、本来ではなかったか、と思う。

 では「月とは何か、指とは何か。」となると、「区別が無い。」と言うのが答えだ。月は指であり、指は月の別名となる。「何を馬鹿な…。」と言われそうだが、そこに東洋の妙味があって、「指月一如」とならねば月は見えない。

 平たく言うと、花を見るとは、蘭花を通してその向こう側にある本質を垣間見ることであり、その本質が具体化したものとして蘭花を眺めるから、それが有難く稀であり、今年限りの花に出会えた事を喜びとできるのだ。

 東洋蘭を評価するときに「凛とした厳しさ」とか「背筋が寒くなるような美しさ」といった言葉を用いるのは、花を見た一瞬に、花の向こう側にある真実を直感して慄然としてしまうからである。というわけで、東洋の美しさの奥底には恐怖が待ち受けている。

 「東洋」を外に置いて蘭を語るのは、ただの農産物品評会である。どちらが大きいか、どちらが色よいか、どれがおいしいかである。「太い花」は「太いブタ」とさほど変わらない。我々が次の世代に伝えるべきものは、「指先の色艶」ではなく「東洋蘭の美しさ」ではなかったのか。

--- TAO(道) ---

 仕事上の付き合いで、ある方と杯を交わす機会があった。それまで全く面識は無かったのだが、呑むほどに「実は私の親父が仏壇の職人だったので、子供の頃から仏教だけではなく、東洋思想に興味を持っていた。」と言う。「おぉ、それは。」と言うことになり、東洋蘭に話を振ってみるが、乗ってこない。そこで仏教を話題にしばらく話すと、「若い頃には道教をやった。」という。それならコッチとそんなに離れてはいないと思い、「東洋蘭は儒教がベースであると言われているが、根底には道教の世界観があると思う。」という様な事を述べ、老子道徳経を引いて「大白若辱、大方無隅、大器晩成ですから、普通の人が聞いたら有る様な無い様な話で、なかなか難しいですね。」と言うと、「それは何ですか?」と返された。あれ、大器晩成を知らない?「道教をやった」はハッタリか?。俺は下士に道を尋ねたのか…。

老子・第四十一章から

 下士聞道、大笑之。{下士が道を聞かば、これを大笑す。}

 不笑不足以爲道。{笑わざれば以(も)って道と為(な)すに足らず。}

--- 韓国の茶道 ---

 韓国の蘭界を訪問して、もう十五年も経つのだが、今もインターネットを通して交流している。日本と同様で韓国もかつての隆盛は無いのだが、そこは儒教の国である。朝鮮時代の両班(ヤンバン)文化の中では東洋蘭の占める位置が高く、蘭画を描く習慣や室内での蘭栽培は日本よりも歴史がある。昔、日本でもやっていたという「蘭の葉を刷毛で拭く」習慣は、両班文化の名残である。今も社会的成功者は当時の士大夫の様に儒に優れ、徳が無ければ尊敬を集められないので、東洋蘭は階級社会と共に、根強く定着している。

 趣味者の間では「日本寒蘭」として日本各地の名品が広く普及しており、高級品とされている有名品種はほぼ揃っている。中には安物扱いされている西谷物を「済州産の桃花」と詐称?する物もいるが、趣味者の見識は高く「どこかで見たことがあるね?」とか「高く売れよ!」などと冷やかしていた。

韓国の「蘭と生活社」を訪れたとき、同社が「茶道」という雑誌も発行しており、韓国にも茶道があるという事を初めて知った。数年後、全くの偶然ではあるが、京都で韓国茶道を教えている方と知り合い、「韓国茶道協会・京都支部」を立ち上げる際に、韓国の蘭友にも手伝ってもらって、同社の「茶道」紙面に掲載して頂いた。

 韓国の茶文化は三国時代に中国から伝来し、新羅・高麗・朝鮮王朝初期まで隆盛を極めたがその後衰退した。当時の資料によると、伽耶国の金首露王の妃(許 黄玉)がその嫁入り道具の一つとして茶の実を持参したと言う話が、茶に関する最も古い伝承で、新羅、高麗時代には仏教が栄え、高麗王朝が仏教を国教と定めてから僧の修行の一つとなり、茶道は重んじられた。朝鮮王朝第三代王、太宗の時代から次第に衰退するようになり、中期以降は姿を潜め、わずかに僧やソンビ(儒教理念に基づく士大夫、文人)などが伝統を継承するのみとある。

 前述の経緯から、韓国茶道協会・京都支部設立レセプションに招待され韓国茶道を直に見る機会を得た。日本と韓国の茶道の大きな違いは、日本が禅文化を中心とするわび茶を専らとするのに対して、韓国は宮廷茶を中心に据えている点だろう。

 朝鮮宮廷様式を模した舞台に、宮廷衣装で着飾った美女たちが対峙し、互いの茶の技と境地を誇示するという展開である。その茶道披露の中には、漢詩を吟詠するとか、蘭を描き画賛を書く「墨蘭図」が含まれており興味を持った。しかも墨蘭図を描いたのは、ひときわ華やかな宮廷衣装に包まれた、とびっきりの美女である。「いかがでしたか。」と主催者に感想を聞かれ、「墨蘭図に引かれた。」とお話しすると、後日、その美女が描いた墨蘭図を掛け軸に表装してご持参頂いた。その墨蘭図は今も玄関の吊り床に掛けている。

--- 寂照 ---

 もう随分昔だが、木村元会長が「寂照」と仮称を付けられた一文字咲の更紗を作っておられた。花としては取り立てていう程のものではなかったと思うが、「寂照」という名は強く印象に残っている。

 「寂照」とは夕闇が迫り、あれこれと判別が付かない程の僅かな明かりが残っている時間帯を指す。「判別が付かない程の明るさ」という事は「判別できない」という事ではない。「見分け難いが、僅かに見分けられる」という事である。夕闇も宵闇も闇ではあるが、漆黒の闇ではない。

 なぜ「どちらでも良い」事柄に拘るかというと、ここに東洋本来の「ものの見方」があると思うからだ。「真理は弁証的に証明される。」とする西洋的価値観に対して、東洋では「言葉は事物そのものではなく、弁証できるものは真理ではない。」という。

 ややこしくなるので多くは述べないが、「梅干しを食べなくても、その酸っぱさは証明できる」とする西洋と「梅干しを食べた時に、初めてその酸っぱさが分かる」する東洋の違いである。事象(宇宙)の認識のあり方が「証明」なのか「認知」なのか、僅かに視点が異なっている。

 その意味から、私は展示会の「客観的な審査」自体が、東洋蘭を見る視座ではないと思っている。花を客観・批判的に眺める審査と、認知の内側に取り込む東洋的視座では問題の次元が全く異なる。

 例えば「石庭」を客観視すると、「砂と石と配置のバランス」以外には何もない。庭を意識(認知)の内側に取り込んだ時に、(あるいは意識が石庭に取り込まれた時か)、初めて「石庭」が全宇宙となる。宇宙は事象の集合なのか、それとも意識の産物なのか?。

 「寂照」は徐々に消えてゆく事象と、深まりゆく闇の狭間、客観を離れても、なお皆無には至らないその中間にある。蘭の名前は象徴的なものや、逆に色や形を具体的に現したものが多い中、「寂照」の様な「中庸思想」を表すものは少ないと思う。さすがに木村先生である。

 中庸を「白と黒の中間」と解釈する人は多いと思うが、それなら「グレー」と言えばよいので、わざわざ中庸と呼ぶのは「白でも黒でもあるが、白でも黒でもない。」からだ。まさに「消えてゆく客体は消えきらず、深まり行く闇は未だ闇に非ず。」という「寂照」を、自身の内に捉えた刹那が中庸である。

 感の良い方はもう気付いていると思うが、東洋の「観る」というのは「私事」である。「客観的審査」等とは全く異なる主観的視座である。「理由は無いが、私はこの花に感動した。」というのが答えで、感動に理由も説明も必要ない。感動する花が無ければ、全てを見過ごせばよいのだ。たぶん多くの愛好者が、この様なくどい説明無しに、実際にそれを体験している事だと思う。それこそが東洋蘭が病み付きになる真の魅力だから。

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関西寒蘭会会誌編集部